2012年5月31日木曜日

「上を向いて歩こう隊」の次の課題曲は「ひょっこりひょうたん島」に♪


故井上ひさしさんの人形劇「ひょっこりひょうたん島」は、岩手県大槌町大槌湾に浮かぶ蓬莱島がモデルといわれています。
岩手県沿岸部の真ん中にある大槌町は震災で住民1万5千人の約1割を失い、市街地が壊滅、町長も津波で亡くなりました。蓬莱島も陸とつながる防波堤を失いました。まさに波間に浮かぶ「ひょっこりひょうたん島」になってしまったわけです。
「ひょっこりひょうたん島」の人形劇では、火山爆発で波間をチャプチャプ漂う島に、サンデー先生とハカセら子ども達が取り残され、政治家ドン・ガバチョ、海賊トラヒゲらおとなも一緒に、次々と起こる騒動を、何とか乗り越えていきます。


苦しいこともあるだろさ
悲しいこともあるだろさ
だけどぼくらはくじけない
泣くのはイヤだ
笑っちゃお
すすめ~♪


という歌の通りに、力を合わせて難局を乗り越えていく物語を復興のシンボルに、支援プロジェクトを進めている人たちがいます。
震災支援を機に結成された、病院職員による合奏隊「上を向いてあるこう隊」も彼らにあやかって「ひょっこりひょうたん島」を次の課題曲に選びました。
被災地への思いを込めて演奏したいと思います。


 

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