1月のコペルくんは、こども12人・おとな17人・ボランティア5人の参加でした。アコーディオン奏者の寺田ちはるさんから提案があり、八尾市にある日本ウクライナ文化交流協会にお伺いしたところから準備が始まりました。ウクライナの歴史、現在のウクライナの惨状などを知り、ますますこのイベントを実現させなければという思いが強くなりました。国際交流センターに、避難されている方への案内もお願いしました。ウクライナの方が来てくれるだろうか?不安でしたが、親子が1組参加、関西ウクライナ友好協会のイリーナさんと柳原さんが来てくれました。
医療福祉生協おおさかの組合員がウクライナへの想いを書いた黄色と青の旗がひらめく中、アコーディオンコンサートが始まりました。ウクライナ出身の作曲家プロコフィエフの「ピーターとおおかみ」から、情熱大陸、ジブリメドレーなどおなじみの曲や手拍子を交えたビア樽ポルカを楽しんだ後、こどもたちがミニアコーディオンを弾かせてもらってドレミの歌を一緒に合奏しました。
日本ウクライナ文化交流協会のOnoAkiさんが、「私のキーウ」などウクライナ語で歌唱。『いえ あるひ せんそうがはじまった』という絵本も読んでくれ、会場はウクライナへの想いであふれました。イリーナさんが「ロシアの侵攻が始まってから、何も変わってない、今もミサイルが飛び爆弾が落とされ、おじいちゃん、おばあちゃん、こどもたちも恐ろしい目に遭っている。でも、マスコミは伝えてくれない、忘れ去られようとしている。そんなときにこんなイベントを開いてくださってうれしい。」と声を詰まらせながら語ってくれました。参加者が持って来てくれた千羽鶴もお渡しすることができました。
けん玉やコマ回しで日本のこどもたちと交流し、きな粉とあんこ入りの白玉団子のお土産も喜んでくれました。