2021年9月14日火曜日

「コペルくん」のサイエンスカフェ

 

731日(土)のコペルくんは、「楽しい理科実験研究会」の馬場先生を講師に「サイエンスカフェ」を開催しました。こども13人・おとな9人・ボランティア7人の参加でした。

    下敷きは力持ち  ②こぼれないコップの水 ③人工イクラをつくる

3つの実験をしました。取っ手をつけた下敷きで机を持ち上げようとしたり、逆さまにしたコップの水が紙やざるの目からこぼれなかったり、フシギ体験にこどもたちの目が輝きます。「できた!」「すごい!」と声が上がり、おとなもいっしょに楽しみました。先生から、大気圧の力で、1㎠に1㎏の重力がかかっていることや水の表面張力について教えてもらいました。最後に、コップに入れた乳酸カルシウム液に食紅で赤い色をつけたアルギン酸ナトリウム液を注射器で落として人工イクラをつくりました。注射器を使うのもうれしく、コップの中に次々できてくるイクラに興奮状態です。先生から、アルギン酸カルシウムの膜ができて丸いイクラのようなものができることを教えてもらいました。みんな食べられるもので出来ていて、これに味をつけたら人工イクラで「安いイクラは、こんなものですよ」という先生の言葉に、お母さんたちから「へぇーっ!?」という驚きの声が上がりました。

 久しぶりのサイエンスカフェでしたが、フシギや驚きがつまっていて、こどももおとなもステキな時間を過ごすことができました。この日は、病院に実習に来ていた医学生3人も参加してくれました。いっしょに実験を楽しんだ後、ジェスチャークイズで、こどもたちとのふれあいを楽しみました。