2024年2月21日水曜日

アコーディオンコンサート~ウクライナに想いをよせて~

 

1月のコペルくんは、こども12人・おとな17人・ボランティア5人の参加でした。アコーディオン奏者の寺田ちはるさんから提案があり、八尾市にある日本ウクライナ文化交流協会にお伺いしたところから準備が始まりました。ウクライナの歴史、現在のウクライナの惨状などを知り、ますますこのイベントを実現させなければという思いが強くなりました。国際交流センターに、避難されている方への案内もお願いしました。ウクライナの方が来てくれるだろうか?不安でしたが、親子が1組参加、関西ウクライナ友好協会のイリーナさんと柳原さんが来てくれました。

医療福祉生協おおさかの組合員がウクライナへの想いを書いた黄色と青の旗がひらめく中、アコーディオンコンサートが始まりました。ウクライナ出身の作曲家プロコフィエフの「ピーターとおおかみ」から、情熱大陸、ジブリメドレーなどおなじみの曲や手拍子を交えたビア樽ポルカを楽しんだ後、こどもたちがミニアコーディオンを弾かせてもらってドレミの歌を一緒に合奏しました。

 日本ウクライナ文化交流協会のOnoAkiさんが、「私のキーウ」などウクライナ語で歌唱。『いえ あるひ せんそうがはじまった』という絵本も読んでくれ、会場はウクライナへの想いであふれました。イリーナさんが「ロシアの侵攻が始まってから、何も変わってない、今もミサイルが飛び爆弾が落とされ、おじいちゃん、おばあちゃん、こどもたちも恐ろしい目に遭っている。でも、マスコミは伝えてくれない、忘れ去られようとしている。そんなときにこんなイベントを開いてくださってうれしい。」と声を詰まらせながら語ってくれました。参加者が持って来てくれた千羽鶴もお渡しすることができました。

 けん玉やコマ回しで日本のこどもたちと交流し、きな粉とあんこ入りの白玉団子のお土産も喜んでくれました。

 








2023年11月6日月曜日

キャップアートにチャレンジ!

 1028日(金)のコペルくんは、

こども6人・おとな5人・ボランティア5人が参加しました。

いつもの会場が使えなかったのですが、ハロウィン仕様に飾り付けられた会場で、

はじめてのキャップアートに、こどももおとなも一生懸命取り組みました。

図案を25分割して、25分の1ずつ仕上げていきます。

参加者が少なかったので、時間内に仕上がるか不安でしたが、

みんな、あっという間に仕上げます。最後につなぎ合わせて完成!

医療福祉生協おおさかのキャラクター「ヘールン・コープン」のウエルカムボードが

見事にできあがりました。








2023年8月9日水曜日

宿題カフェ開きました!

 85日(土)、コペルくんの夏休み特別版として「宿題カフェ」を開きました。

小学生から高校生の15人の子どもたちが、それぞれ宿題や勉強の課題を持って参加してくれま

した。研修医・医学生・大学生・薬剤師に加えて絵本の読みきかせをされている方が先生役を

買ってでてくれました。

 みんな、残っている夏休みの宿題やドリルに、一生懸命取り組んでいました。高校生の宿題

は、ネットで出題もされるようで、ポケットWi-Fiにつないでと、“いま”の宿題事情に驚きな

がら、先生たちは、机を回って、いろいろな質問に答えてくれました。 

 小さい子どもたちは、勉強のあと、絵本の読みきかせも楽しみました。

 勉強の後は、病院の調理師さんが作ってくれたカレーを食べて「またね~!」と仲良くなっ

た先生たちにさよならしました。みんなと一緒で、わからないところを教えてくれる先生がそ

ばにいるとても楽しい宿題カフェでした。








2023年5月11日木曜日

病棟の「こいのぼり」

 まだまだ気は抜けませんが、新型コロナの感染が落ち着き、

入院患者様の面会もやっと再開されました。

3階病棟では、寄付されたホンモノの「こいのぼり」と

患者さん達が作った「こいのぼり」が飾られていました。

「こいのぼり」を狙うネコまでいて、楽しい空間になっています。




2022年9月1日木曜日

つくって、ならそう「みんなでセッション♫」

 

  827日(土)のコペルくんは、こども12人・おとな8人・ボランティア8人・学生3人の参加でした。

 教育コラボレーション実習で大阪教育大学生が来てくれているので、今回は、学生さん3人が指導してくれました。

 まず、牛乳パックにコンタクトのケースやペットボトルの蓋をくっつけたカスタネット、ペットボトルや、乳酸菌飲料、ガチャガチャの容器、紙コップなどにビーズや豆、ボタン、ストローを切ったものなどを詰めてマラカスを作りました。その上に、マスキングテープやビニールテープ、シールなどを貼って、ひとりひとり個性的な楽器ができあがりました。

 その楽器を使って、リズムうちの練習をしました。「タンウンタンウン」と簡単なリズムから「タンタンタタタン」のようなちょっと難しいリズムまで、みんなで練習して、トランペットとチューバの「勇気100%」の演奏に合わせて、楽器を鳴らしました。小さい子どもも、学生さんの説明を一生懸命聴いて、がんばって演奏していました。

 最後に、トランペットとチューバに加えて、ユーフォニアム、クラリネット、サックス、ピアノ、ドラムと鍵盤ハーモニカもいっしょに、さかなクンのCMでおなじみの「ParadaiseHasNoBorder」とワンピースの主題歌「ウイアー」を合奏しました。初めて見る楽器も多く、楽器の紹介をしてもらって、どんな音が出るのかな?と興味津々で聴いてくれました。

 「わらびもち」やアルファ米の「炊き込みご飯」に飲み物、ポケモンのノートなどがお土産になりました。

  4才から70代まで、多世代のセッションができて、みんな笑顔の1日になりました。






2021年9月14日火曜日

「コペルくん」のサイエンスカフェ

 

731日(土)のコペルくんは、「楽しい理科実験研究会」の馬場先生を講師に「サイエンスカフェ」を開催しました。こども13人・おとな9人・ボランティア7人の参加でした。

    下敷きは力持ち  ②こぼれないコップの水 ③人工イクラをつくる

3つの実験をしました。取っ手をつけた下敷きで机を持ち上げようとしたり、逆さまにしたコップの水が紙やざるの目からこぼれなかったり、フシギ体験にこどもたちの目が輝きます。「できた!」「すごい!」と声が上がり、おとなもいっしょに楽しみました。先生から、大気圧の力で、1㎠に1㎏の重力がかかっていることや水の表面張力について教えてもらいました。最後に、コップに入れた乳酸カルシウム液に食紅で赤い色をつけたアルギン酸ナトリウム液を注射器で落として人工イクラをつくりました。注射器を使うのもうれしく、コップの中に次々できてくるイクラに興奮状態です。先生から、アルギン酸カルシウムの膜ができて丸いイクラのようなものができることを教えてもらいました。みんな食べられるもので出来ていて、これに味をつけたら人工イクラで「安いイクラは、こんなものですよ」という先生の言葉に、お母さんたちから「へぇーっ!?」という驚きの声が上がりました。

 久しぶりのサイエンスカフェでしたが、フシギや驚きがつまっていて、こどももおとなもステキな時間を過ごすことができました。この日は、病院に実習に来ていた医学生3人も参加してくれました。いっしょに実験を楽しんだ後、ジェスチャークイズで、こどもたちとのふれあいを楽しみました。







2021年3月22日月曜日

あれから10年 私たちは忘れない 3.11東日本大震災 ~つながり ともに のりこえる~

 

36()東日本大震災メモリアル集会を開催、メイン会場(健診センター2)55人・サブ会場(本部5)12人・診療所からのZoomでのオンライン参加を加え、全体で80人の参加になりました。

職員のピアノとフルートによる「花は咲く」から始まり、実行委員長の水野先生の挨拶の後、被災直後から現地で支援を続けた職員黒田より、10年間のヘルスコープの支援活動を振り返りました。宮城県亘理郡山元町の被災者、みやぎ県南医療生協の組合員・職員とオンラインでつながり、10年経った現在の思いを直接お伺いしました。「被災後、虹のマークの車が何回も何回もやってきてくれたこと、虹のマークに助けられもう一度立ち上がる勇気をもらったこと、医療生協のことは何も知らなかったけれど、被災地で“いちご班”ができたこと、祭りをしてくれてうれしかったこと」などが語られました。「コロナが落ち着いたら、ぜひ被災地の今の姿を見に来て欲しい」とのメッセージもいただきました。

社会福祉協議会からは「災害時の懐中電灯の使い方」、鶴見区役所から「正常性バイヤスが働いて人はすぐには逃げないが、“”釜石の奇跡“”のように日頃からの訓練の積み重ねですぐに避難行動が取れること、行政に頼るのではなくみんなで災害時の避難について考えることが大切」との話がありました。

災害直後に結成された水野先生指揮、中谷浩先生ピアノの「上を向いて歩こう隊」の合奏の後、原田人事教育部長の閉会の挨拶で締めくくられました。

これからも決して忘れず被災地に寄り添いながらともに歩んでいきたいと思います。