11/15(木)、ドーンセンターで開かれた大阪府生協連の「生協大会」に参加しました。
記念講演は、福島県生協連、専務理事の「福島の現状と生協の取り組み」でした。
まだまだ復興への道のりが遠い福島の現状ですが、
なかでも原発事故の情報が、小出し、後出しで、事故は今も起こっているということ、
子ども達を守るためのモニタリングポストの数値が低く出ていたことや、
甲状腺被曝の検査の説明が不十分なこと等、行政への憤りを感じることが多く語られました。
そんな中でも、安心して住める福島を取り戻すためのプロジェクトが進行し、
FUTURE FROM FUKUSHIMA 「福島からはじめよう」と、
がんばっておられる姿に感動しました。
その後の、3つの会員生協報告も、震災支援の方法を手探りで模索し、被災地に寄り添って
いっしょに応援していこうという、生協ならではの協同の姿勢が発揮されたものでした。
ヘルスコープも「地域コミュニティ復旧に向けた支援を続けて」と題して
震災支援活動の報告を行いました。
これからも、現状をよく知り、わたしたちに何ができるのかを考え、
被災地の人たちと手を取り合ってがんばっていくことが大切だと思いました。
展示ブースでは、各生協の取り組みが紹介されましたが、ヘルスコープでも
『被災地をつなぐ協同の力:いのちの平等をつらぬく尼崎医療生協の挑戦』の本と
宮城県の「虹の会」が作ったアクリルたわしや刺し子ふきん、
原発0を願って作った「NO MORE FUKUSHIMA」のTシャツを販売しました。