あれから5年、「わたしたちは忘れません」という気持ちを発信したい、
防災を考える機会にしたい、原発再稼働は許せないという気持ちから
3月5日、5回目の「復興支援メモリアル集会」を開きました。
エントランスでは、自分のこととして災害を考えようと非常食の試食会も行いました。
ロビーでは、海苔やわかめ、味噌、山元町のイチゴジャムなどの販売とバザーを開催、
中央ステージで、宮城県から招いた菊地洋子さんにお話を伺いました。
菊地さんは被災のようすから現在の被災地のことを地図や写真を用いて説明され、
「何も持たなくてもいいからすぐに逃げること」と避難の心得を教えてくれました。
穏やかに語られていましたが、津波に巻き込まれた幼稚園の送迎バスのことなど、
想像を絶する悲惨な状況もありました。
「上を向いて歩こう隊」は「365日の紙飛行機」等3曲を披露、
関西合唱団も「花は咲く」から山元町の歌「この町で」など美しい歌声を聴かせてくれました。
被災地支援を続けている医学生の話もあり、医学生や看護学生も参加、
ボランティアの組合員さんもたくさんお手伝いしてくださいました。
最後にみんなで「ふるさと」を合唱、東北を想う1日になりました。
たくさんの方の想いが詰まった黄色いハンカチはイベント終了後、
宮城県亘理郡山元町へ送りました。
3月11日に各地から送られた黄色いハンカチが山元町で掲げられます。
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